彼氏の兄家での出来事。
毎週金曜は兄宅で集まる。とは言え、つまらないので私は兄彼女のブリトニーとその娘アリーナ3歳と遊ぶ。

私は毎週1つ気になっていたことがある。それはアリーナの食生活だ。外野がとやかくいうことではないけど、日本人からすると信じられない食生活だ。私はこれまでマカロニチーズかナひき肉を炒めたものを食べる姿しか見たことがない。
そしてまさかと思ったが、アリーナはそれ以外を食したことがない。後は苺とかのフルーツかキャンディーチップス系。

しかも食生活が「食べたい時に食べる」だから、時間帯はバラバラ。
最近、ブリトニーと彼氏兄の関係が良くないのか、金曜は兄とその家族は地下(とは言っても1階みたいなもの)にあるバーと庭で過ごし、ブリトニーは1階で過ごすというバラバラ状態。アリーナは、そこを行ったり来たりする。夜の9時頃アリーナが大量の棒キャンディを持って下に降りてきた。こんな時間にそんなものを食べるなと、キャンディーを取り上げる兄。兄はブリトニーに「なんでこんなものを渡すんだ」と怒った。その後アリーナは泣きながら2階に行き、また下に来て「キャンディ〜」と言っては半ベソかいて上に行ったりきたり。
私は水をとりに階段を上がったところ、先に上にいたアリーナが私に向かって、「Hiroko,,,I wanna eat candy」と半ベソで訴えてきた。私は「明日になったら食べられるよ。明日まで我慢しようね」と言ったところで、ブリトニーがトイレから出てきた。
「ショーン(兄)がとてもmeaningなの!アリーナがキャンディを食べたがっているのになんで食べさせてあげないの!?」と怒りモード
そしてアリーナに「Get your Candy!」 と催促し、また下にキャンディーをねだりに行くアリーナ。

母親にはキャンディーを取り返してこい!と言われ、父親にはこんな時間に食べるな!と言われる。

今回に関しては父親に同調するが、この父親も子育てなんぞ一度もしたことのないと言った感じの男なので、味方には慣れない。 ブリトニー曰く、おむつを替えたことがない、子育てを一度も手伝ってくれたことがないという。私は家のことも子育ても全部して、パートもしてる。というブリトニーと、ブリトニーが母親としてなってない、という兄。

確かに、ブリトニーは、物をなんでも買い与えてアリーナに好きなようにさせている。けど、兄は兄で父親らしいことは全くしないし、夜の12時までどんちゃん騒ぎてアリーナを大興奮させる。一番の被害者は最近太り始めているアリーナだと思う今日この頃。そして、兄を擁護し、ブリトニーの母親っぷりを非難する彼氏母。
「アリーナはホットドッグを食べずにキャンディーやチップスを食べている!」

という言葉に違和感を覚えるのは私だけではないはず。
私は彼氏に「ホットドッグも体にいいとは言えないけど。。。」
というと、「砂糖よりはタンパク質な分マシ」という。まあ一理あるか?

とにかく、この信じられない食への概念は、コロナよりも国家非常事態である。

毎日ジュースと砂糖とチップスとひき肉とマカロニチーズ。
日本の母親がいかに素晴らしいかを思い知る今日この頃。