私のブログの初めの方をよめばわかるかもしれないが、私は結構なケチ女だ。 よく言えば節約女。
http://hiroko030v.livedoor.blog/archives/16839604.html

カテゴリーに貯金という欄を作っちゃうほど。

けど、私には節約家としてのプライドがある。それは、私が節約家であるゆえに周囲に気を使わせたくないということ。ようするに、節約するなら、クレジットカードのお得な情報、固定費の節約、自分一人でいる時の買い物、などなど個人的なところでケチる。そして人への贈り物や(誕生日プレゼントや誰かの家に言った時への持ち寄り品)、一緒に行くレストランではあまりケチな姿は見せない。

つまり、ケチだけどケチな分、ケチだと思われたくないからケチじゃないように振る舞うというもの。

しかし、私の彼氏、というか彼氏のお母さんが結構、なんというかガメツイ!よく言えば苦労してきた人なんだろうな。と思う。

というのも、実はこの問題、前々から密かに感じ取ってはいた。


事の発端は、学校からのメール。次のセメスター、寮が開くが私は学校のアパートを確保できなかった。
アパートと寮はめちゃ違う。寮はトイレバスの共有、入り口には見張り、キッチンがない。

しかし、アパートは、8畳くらいの2つの寝室、各寝室にトイレバス、16畳くらいのキッチン付きリビングを4人でシェアする。そしてこのコロナ下なので、2人でシェアできるはずだった。

前のセメスターの時にいた日本人の女の子とシェアする予定だった。見張りもないし、寝室は個室。だから例えアパートに移っても、彼氏も泊まれるしオンラインが多いから一緒にいられるね。という予定だった。が、しかし手続きのミスでそれができなかった。

となると寮、、、?という選択肢になる。
しかし、値段はアパートとほぼ同じで、寮に住むのは苦痛でしかない。彼氏も泊まることはできない。寮に移っても、ほとんどオンラインだから学校があるのは週に2日とか。だとしたら、次のセメスター、月曜日の朝に彼氏が私を学校にドロップして、水曜日に彼氏が迎えに来るという生活が想像できる。水曜日の昼から月曜の朝まで彼氏の家で過ごす。

だとしたら、もはや寮にお金を払うのは無駄でしかない!と私は思った。いっそこのまま彼氏の家に住んで、彼氏の家族に毎月お金を払う方がいいのではないかと思った。どうしても学校に行かなければいけない時は、送ってもらうか、ウーバーとバスを利用した方が安い。と

その考えに行き着いた時、それならシェアハウスとかでもいっか。とも思った。シェアハウスなら月々3-4万で抑えられる。私は彼氏に、今後私とどうしていきたいか聞いた。彼氏としては、このままこの家に残って欲しい。という意見だった。別々のところに住んでも送り迎え面倒だし、一緒にいた方が楽しいし安心できるから。私も一緒にいたいという意見は変わらない。私は「ここに住むなら彼氏母に3万(300ドル)払う」と言った。

しかし彼氏、少し濁らせながら「それは少ないかも、、、」と言った。

「少ない?でも食費は全部自分で出してるし、そんなもんじゃない?」と言った。

このあたりから少しモヤモヤ。
というのも、私の日本人友達はその子のお父さんの知り合いの家にホームステイしてる。1月250ドル払っていて、その中には車の保険代も入っている。もちろん、普通のホームステイがもっと高いことは知っている。しかし、その中には食費が含まれていたり、そもそも赤の他人だからこその価格なわけだ。私の場合、知り合いどころか彼女としているわけである。しかも、私がここに住むことを彼氏が望んでいる。自分の個室を用意されているわけでもない。むしろ300ドル払うと言ってるのに対して「ありがとう、ママも嬉しいというと思う」とお礼の1つくらい言って欲しいところである。しかし、彼氏がそう言えないのは、その母親が問題あることを彼氏も知っているからである。

次の日
「私が次のセメスターもいていいか聞いた?」
と聞いた
「うん、、、」
とちょっと浮かない返事
「ママが、学校の寮ならいくら払うの?って聞いてきたから知らないって答えた」

キタァ〜!
いや、いくらあの母親でも1月300ドル払うと言えば良いっていうかと思ってたけどそうきたかwww
という感じ。

これは遠回しに、学校の寮と同じくらい払えやwということだろ。

「300ドルは安いって言われたん?」て聞いたら
「300ドルは安いと思ってママに言えんかった」と

情けない、ていうか彼氏も情けない。

「別にいいよ。私もこの家にそれ以上のお金は出せない。確かに学校の寮にすむのは高いよ。でもそれはセキュリティや立地も関係してるのわかるでしょ。シェアハウス探せば400ドルくらいで見つかるし、友達の家で、私にきてもいいって言ってくれてるところあるから、無理ならそっちに行くから早めに言ってね」

この流れは予測していたうちの1つでもある。だから私はダメなときのために、いくつか候補も準備してあるのだ。

住まわせてくれてることはありがたいと思っている。しかし、彼氏の家に住むより、友達の家に住む方が安いという。

「もしhirokoがこの家を出るなら、僕たちの関係は悪くなると思う」

と言われた。

「でも、あなたのママは私がここにいることを望んでないでしょ。」
「そんなこと言ってない。ママはhirokoのこと好きだよ」
「いやいや、普通大好きだったらお金もっとよこせなんて言わないから。ていうか300ドルなんてかなり十分だと思うけど」
「ママは300ドルが安いとは言ってない」
「でもあなたが安いと思ってるから言えないんでしょ?さっきも言ったけど他人同士のシェアハウスですら400ドル前後であるの。私の友達は、私にいつでも来て住んでもらっていいって言ってくれてるの。お金なんていらないよって言ってくれてる友達家族もいるわけ。それが申し訳ないから、私は300ドルほど払うわけ。でもあなたは、私が彼女でこの家にいて欲しいと思っている。それでお母さんに申し訳ないから300ドル月々払うね。っていう私に対してそれは安いという。わがまますぎない?」

もし私が社会人でお金に余裕があれば、もっと払う、、、というかもはや普通にアパートに移るだろう。
けど、学生で、できるだけ彼氏と長くいたいから長い目で見ても節約しようと思い、その中で節約をしているのだ。彼氏の家に住むからと言って、お金をケチってはいけない。だから300ドル払うと言った。でもそれを安いと言われる。

続く

その2
http://hiroko030v.livedoor.blog/archives/23869962.html