こんにちは
2週間くらい続いた、マイケルとの喧嘩。結局仲直りして終わりました(ゴメンナサイ

さて、今日はアメリカでも毎日のように報道される黒人暴徒化デモ
日本でも、大きなニュースになってますよね。

白人警察が、黒人相手になら何をしてもいいと思っていて、アメリカではたまに発生するこの出来事。
業務上過失致死というか殺人というか、まあ私の私的な感情は置いておいて、とにかくこの暴徒化したデモの様子は毎日ずーっと報道されている。

マイケルはこの手のニュースを見ることが嫌いだ。理由は、問題が本質からずれて、ヘイトがヘイトを生むから。でも多分一番の理由は母親がまさにそうだからだと思っている。

彼女は中国を除くアジア人に対してはそこまで偏見はないが、黒人に対しては差別意識を持っている。差別意識というと、私も結局日本人が一番まともだわwなんて思っているから、人のことは言えないが、彼らの差別意識は普段から伝わってくる。

今回のデモ報道を見て、親族とわざわざ電話し、これだから黒人は、、、話している。マイケルはそういう会話を聞くのが嫌いで、昨日は外に散歩しに行った。出る時にお母さんに火事に気をつけて!って言われていて、「It's so annoying!」と返事をしていた。

このデモの発端は、白人警察による蛮行で、問題はそれなのに、世論はcrazyなデモを起こす黒人に焦点
が向く。デモ隊は報道されることをもちろん望んでいるわけだけど、それはネガティブな方へと働いていく。一部の人々は、問題の本質を見分けられるが、大多数は偏った意見へと向かっていく。

これに限らず、彼らの黒人への差別意識は普段から滲み出る。
例えば、600lbという、300kgくらいの巨漢が手術と本人の努力によって100kgくらいになる番組がある。
300kgになるような人間なんだから、性格は言わなくともわかる。巨漢が医者にまずは自分の力で痩せろと言われるが痩せられず、医者は再度巨漢に怒り、巨漢が悲しんだりキレたりするのがお決まりのパターンだ。
これを毎週水曜日、マイケルのおばあちゃん家で見るのだが、この巨漢がキレるシーンで、巨漢が黒人の時、彼らはいつも黒人は切れやすいだの言っている。
私はいつも、この番組は白人と黒人しかいないのか。まあこんな巨漢なアジア人はなかなかいないよな。と思う

コロナの件もそうだった。アメリカで黒人の方が感染して死んでいると聞いた時、黒人は貧しくて、習慣が汚いからね〜と話す彼ら。
それを言ってしまったら、アメリカ、フランス、イギリス、イタリアなんかの死亡率の高さは、「私たち白人国は汚い習慣を持ってます」って認めるようなもんじゃないか まぁ実際そうなんだけど

そんな感じで、白人(特に中高年代)による黒人差別の一番の問題はそれを人種差別だと思っていないことにあったりする。

誰もが差別的意識感情を持っている。私も、黒人の彼氏と付き合えるか?と聞かれたら、ルックスが好みじゃないというのが正直な意見。 そのルックスに、カラーが当然入っているわけだから、私も人種差別的な感情を持っている。外国人は横暴だから国際結婚なんて絶対に無理、というのも1つの人種差別意識だと思う。同じように、アジア人は背が小さいしあそこが小さいとか、白人は臭いとか耳糞が湿っているとか、差別的な感情を大なり小なり人は持っている。マイケルが私のことをバナナーって呼んだり、マイケルに白人smellがする〜臭い!って言ったり、人が聞いたらぎょっとする会話を冗談で繰り広げることができる。だから当然、人前ではこんな会話は広げない。これが差別的な内容であることをお互い知っているから。

訴えなければ変わらない、けど訴えれば訴えるほどヘイトが増す。

なんとも難しいテーマだと思う。